アバールデータ製品一覧
アバールデータでは産業用カメラの業界標準規格 CoaXPress や CameraLink に準拠した各種画像処理製品や高速転送・長距離伝送・耐ノイズ性・省配線に優れたマシンビジョン向けのOpt-C:Link(光ファイバーインターフェイス)など各種製品をラインアップしております。また、アバールデータ社の近赤外線カメラ製品は食品、医薬品、半導体や素材などの分野で透過検査、欠陥検査、異物混入検査などを非接触・非破壊で検査を可能にします。
画像処理製品ラインアップ
▌CoaXPress I/F対応 画像入力ボード
▌CoaXPress I/F対応 6ch 画像入力ボード「APX-3666」
APX-3666 は CoaXPressのSingleカメラ6台が同時接続可能な画像入力ボードです。
PCI Express3.0(Gen3)8GT/S×8のインターフェースで高速な画像の取り込み処理が可能です。
▌CoaXPress I/F対応 画像入力ボード
▌CoaXPress I/F対応 CXP-12 Single 4ch対応画像入力ボード「APX-36124」
CoaXPress2.0規格の産業用カメラは高速マシンビジョンや高解像度監視用途で広く使われており、アバールデータのAPX-36124はCoaXPress2.0規格に対応した画像入力ボードで、データ転送レートは最大 50Gbps(CXP-12 Quadカメラ1台接続時)です。その他 CoaXPress インターフェイスの画像処理ボードを各種ラインアップしております。
▌Camera Link I/F対応 画像入力ボード
▌Camera Link I/F対応 Base×4ch マルチチャネル画像入力ボード「APX-3324A」
産業用カメラの標準的な規格 CameraLink に対応したが画像入力ボードで、CameraLinkのBase Configurationカメラを最大で4台まで接続することが可能です。その他 CameraLink インターフェイスの画像処理ボードを各種ラインアップしております。
▌Opt-C:Link I/F対応 画像入力ボード
▌Opt-C:Link I/F対応 転送速度40Gbps対応光I/Fカメラ向けOpt-C:Link画像入力ボード「APX-3841」
マシンビジョン向け光I/Fカメラ用 Opt-C:Link画像入力ボードです。カメラと画像入力ボードを光ファイバで繋ぐことで、ノイズに強く、数百メートルの距離を接続することも可能です。画像データと制御信号を同じ光通信で実現でき、省配線にも貢献します。その他 Opt-C:Link インターフェイスの画像処理ボードを各種ラインアップしております。
▌10GigE I/F対応 画像入力ボード
▌10GigE I/F対応 4ch FPGA画像処理搭載 画像入力ボード「APX-3464XGE」
10GigE I/F対応 4ch FPGA画像処理搭載 画像入力ボード「APX-3464XGE」は、FPGAを搭載し取り込み画像に対して画像処理を行ったうえで画像データを取り込むことができ、またDMA転送方式を採用しCPUの負荷を大幅に軽減できるため画像処理速度の向上が可能です。
▌GigE I/F対応 画像入力ボード
▌10GigE I/F対応 2ch 画像入力ボード「APX-3442」
IEEE 802.3規格に準拠する10 Gigabit Ethernet(10GbE)インターフェイス×2chを搭載したPCI Express×4規格のカメラ用インターフェイスボードで、それぞれのポートが100MbE/1GbE/10GbEのインターフェイスに対応しています。その他 GigE / USB インターフェイスの画像処理ボードを各種ラインアップしております。
▌画像処理プラットフォーム
▌CoaXPress対応 GPU画像処理BOX「ASI-1562GPU」
CoaXPress I/F 6.25Gbps x 2chを搭載し、Dualカメラ1台または Singleカメラ2台を接続できる画像入力を装備した画像処理BOXで、Jetson Xavier NXのGPUによるAI処理や画像処理が可能です。その他CoaXPress インターフェイスの画像処理プラットフォームを各種ラインアップしております。
▌CameraLink対応 画像処理プラットフォーム「ASI-1424」
マシンビジョンや監視用途向け産業用カメラのCameraLink規格に対応した画像処理プラットフォームです。
Camera LinkやOpt-C:Link(光I/F)、USB、GigEなどの様々なインターフェイスの産業用カメラに対応した製品のラインアップもございます。
▌画像処理製品とお役立ち情報の紹介
▌アバールデータ「画像処理の流儀」とは?
産業用カメラの搭載検討や選定においてカメラの性能はもちろん、組合わせるレンズや照明、取り込んだ画像の処理や各種設定はどうしたらよいか?これらのご要求にお応えすると共に「画像処理の流儀」としてお客様のお役に立てる情報をご提供しております。
カメラ製品ラインアップ
▌近赤外線エリアカメラ
▌高精細・高解像度の検査向け近赤外線カメラ ABA-013VIR
ソニー社製InGaAs SWIRイメージセンサIMX990を搭載することで、可視光(400nm)から非可視光/近赤外線(1700nm)までの広帯域でシームレスな撮像を実現。有効画素数は約134万画像、1280(H)×1024(V)の高精細・高解像撮影ができる近赤外線エリアカメラです。
▌高速ライン検査向け近赤外線カメラ ABA-003VIR
ソニー社製InGaAs SWIRイメージセンサIMX991を搭載することで、可視光(400nm)から非可視光/近赤外線(1700nm)までの広帯域でシームレスな撮像を実現。有効画素数は約30万画像、640(H)×512(V)で高速ライン検査に最適な 近赤外線エリアカメラです。
▌近赤外線ラインカメラ
▌ハイパースペクトル分光カメラ AHS-003VIR
ハイパースペクトルカメラ AHS-003VIRはソニー社製 InGaAs イメージセンサを搭載し、640 画素のラインで可視領域の 450nm から近⾚外領域の 1700nm までの波⻑を分光し、512 バンドのスペクトル情報として取得します。XY 座標の⼆次元空間情報と波⻑軸のデータ(ハイパースペクトル情報)を同時に取得できるため、対象物の成分分析や識別(物質ごとに異なる光の吸光度の変化によって成分を算出)することができます。可視光だけでは⾒ることのできなかった対象物を⾮破壊・⾮接触で測定や検査が可能です。
▌近赤外線カメラの応用事例
近赤外線は電磁波の一種で可視光より長い波長のため人間の目で見ることはできません。この近赤外線を含む光を被写体に当てると、被写体の物質の違いにより、光の反射や吸収する特徴の違いが画像として映ります。近赤外線カメラはこの特徴を生かし、可視光では観察できない撮像が可能で様々な産業分野(食品や化粧品、医薬品、製品原材料、電子部品、他)で画像検査への応用が期待されています。