商品基礎情報
UV-A コアボードタイプ (Coreboard)
UVキュアリング(インク、コーティング、接着剤)に加えて、3Dプリンティング、マスクレスリソグラフィ、ファイバーカプリングなどの要求の厳しいアプリケーションに対応するコアボードタイプのUV-A LEDです。
TI社のDLP®チップ(DMD)とファイバーに最適化された発光エリアを持つ高出力UV-A LEDを提供します。
メリット:
- Watts/mm2の最大化により、制約の多いアプリケーションに対応
- ライトエンジンへの組み込みが容易
- 高精度のダイ配置により正確な光軸調整が可能
- 低熱抵抗パッケージにより熱管理が容易になり高い信頼性を実現
Coreboard
CBM-25X
<特長>
●モザイクアレイUV LEDチップセット
(発光面積2.4 mm2、アスペクト比2.1:1)
●最新のUVXテクノロジーにより超高出力密度を実現
(最大4A/mm2の動作が可能)
●絶縁型、高熱伝導銅コアボードパッケージ
●小型機器への組み込みに適した薄型ウインドウ
●環境にやさしいREACH、RoHS、ハロゲンに対応
主なアプリケーション
●車載用プロジェクションディスプレイ
●3Dプリントとアディティブ・マニュファクチャリング
●マシンビジョン
●ファイバー照明
●医療や科学機器
CBM-50X
<特長>
●モザイクアレイUV LEDチップセット
(発光面積5.2 mm2、アスペクト比1:1)
●最新のUVXテクノロジーにより超高出力密度を実現
(最大4A/mm2の動作が可能)
●広範囲のUVA波長に対応:365 nm – 410 nm
●絶縁型、高熱伝導銅コアボードパッケージ
●小型機器への組み込みに適した薄型ウインドウ
●環境にやさしいREACH、RoHS、ハロゲンに対応
主なアプリケーション例
●3Dプリンティングとアディティブマニュファクチャリング
●マシンビジョン
●ファイバー照明
●医療機器や科学機器
CBT-50X
<特長>
●直径 2~4 mm のファイバーバンドル に最適な結合を実現する、5 mm² の発光面積を持つモノリシック設計の電気的に絶縁された UV LED
●一般的なピーク波長は 410 nm
●同じパッケージプラットフォームで可視光範囲全体をカバーする包括的な製品ラインアップ
●高駆動電流対応:CW 条件で最大 20 A、パルス条件で最大 25 A
●スペクトル全体で優れたピーク波長の安定性(電流・温度変動に対して)
主なアプリケーション例
●ファイバー結合照明
●ライフサイエンス/バイオメディカル
●蛍光顕微鏡
●マシンビジョン
●産業用照明
●光エンジン
CBT-90-UV
CBT-90-UV
<特長>
●モノリシックUV LEDチップ(表面発光面積9mm2)
●チップオンボードパッケージ採用(熱管理が容易)
●405nmおよび415nmのピーク発光が可能
●高熱伝導性の銅コアボードパッケージ(コモンアノード)
●最大27Aの駆動電流で動作可能
●小型機器への組み込みに適した薄型ウインドウ
●環境にやさしいREACH、RoHS、ハロゲンに対応
主なアプリケーション例
●3Dプリンティングとアディティブマニュファクチャリング
●マシンビジョン
●ファイバー照明
●マスクレス リソグラフィ
●医療機器や科学機器
●UVキュアリング(硬化・接着・乾燥)
CBM-160X
CBM-160X
<特長>
●モザイクアレイUV LEDチップセット
(発光面積16mm2、アスペクト比4:3)
●最新のUVXテクノロジーにより超高出力密度を実現
(最大4A/mm2の動作が可能)
●広範囲のUVA波長に対応:365 nm – 410 nm
●絶縁型、高熱伝導銅コアボードパッケージ
●小型機器への組み込みに適した薄型ウインドウ
●環境にやさしいREACH、RoHS、ハロゲンに対応
主なアプリケーション例
●3Dプリンティングとアディティブマニュファクチャリング
●マシンビジョン
●ファイバー照明
●マスクレス リソグラフィ
●医療機器や科学機器
●UVキュアリング(硬化・接着・乾燥)
Luminus社UV-A LEDのホワイトぺーパのご紹介
Photonics West, 2019-01-29に掲載されました。以下は和訳となりますが、オリジナルはPDFよりご確認いただけます。
<概要>
UV-A LEDは、ここ数年で効率が60%以上に達し、コストも大幅に削減されました。これらの傾向により、UV-LEDベースの硬化は、ほとんどのLEDが1~2A/mm2で駆動するようになり、主流のアプリケーションとなっている。その一方で、UV LEDの高出力化を必要とする3Dプリンターなどの新しいアプリケーションが登場し始めている。これらのアプリケーションに対応し、従来のアプリケーションでのシステム速度を向上させるために、Luminus Devicesは、市販のLEDの中で最も高い電流密度である4 A/mm2まで動作可能なUV-A LEDを開発しました。これらの次世代LEDは信頼性が高く、4A/mm2では2A/mm2で駆動するLEDに比べて最大74%の高出力が可能です。本稿では、これらの次世代LEDの性能特性、それによって実現される新しいアプリケーション、そして将来の性能向上に向けたロードマップを紹介します。
UV-C LEDは実用化され始めていますが、電力変換効率(Wall- Plug Efficiency; WPE)は2%~4%と低く、出力レベルは100mWに達します。UV-C LEDは、ランプを置き換えるだけでなく、まったく新しい市場を生み出しています。本稿では、UV-C LEDの現状を紹介するとともに、今後2~3年の間にUV-C LEDが実現するであろうアプリケーションについてもご紹介します。