商品基礎情報
主な特長
目次
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斜めCTの特長:0:10
ユーセントリックステージ機構:0:21
着目高さ合わせ機能:0:53
高速CT撮影:01:04
可視光マップ:01:16
フィルタ機能:01:21
制御ソフト(Jasper):01:31
リフローシミュレーター (動画あり):01:36
XVAシリーズラインナップ:01:51
斜めCTとは
斜めCT技術は、特に実装基板のような平面構造物の非破壊検査において非常に有効です。一般的な直交CT装置では、X線発生器が観察箇所に近づけず、透過が難しくなり、倍率も上がりにくいという課題があります。しかし、斜めCT技術を用いることで、以下の利点が得られます。
- 高倍率撮影: 数百倍の斜めCT撮影が可能で、微細な構造や欠陥を詳細に観察できます。
- 広範囲の検査: 斜め方向からの撮影により、大型基板でも360度方向同一条件での撮影が可能です。
- 高精度検査: X線発生器に観察部位を近づけることができるため、高精度な3D断層撮影を実現します。
ユー・エイチ・システム独自のユーセントリックステージ機構
ユー・エイチ・システム社のユーセントリックステージ機構はXYステージの下に回転テーブルがあることで、以下のような利点があります。
- 柔軟な撮影位置: ステージ上のどこでも斜めCT撮影が可能なので、観察したい箇所に柔軟に対応できます。
- 高精度な検査: ユーセントリックステージ及びディテクタ傾斜機構により、対象物の観察ポイントを捕捉したまま最適な角度で撮影できるため、高精度な3D断層画像が得られます。
- 効率的なプロセス: 一度のセットアップで多角度からの撮影が可能なので、検査プロセスを大幅に効率化させることが可能です。
3次元斜めCT機能
- 任意の位置でのCT撮影: 実装基板の中心から端部まで、どの位置でもCT撮影が可能です。これにより、基板全体の詳細な検査が行えます。
- 着目高さ合わせ機能: 両面実装基板において、表裏面のデバイスを選択し、任意の高さ位置で断層画像を取得できます。これにより、特定のデバイスや層に焦点を当てた詳細な解析が可能です。”
■ 任意の位置でCT撮影
■ 着目高さ合わせ機能
ティーチング機能
- 自動撮影モード: ステージ全域で自動的に撮影を行うため、効率的かつ一貫した検査が可能です。
- 透過/斜めCTの両方に対応: 透過CTと斜めCTのどちらも撮影可能なので、さまざまな検査ニーズに柔軟に対応できます。
- 高精度な検査: 自動撮影により、設定した条件で高精度な画像を取得できるため、品質管理や故障解析に役立ちます。
可視光マッピング機能
- リアルタイム可視化: 作業者が実ワークの可視画像を見ながら、撮影場所を指定できるため、直感的で効率的な操作が可能です。
- 作業効率の向上: 可視画像を見ながら撮影位置を指定できるため、作業者の負担が軽減され、全体の作業効率が向上します。”
フィルター機能
- 鮮明な表示: ボイドやクラックなどの微細な欠陥をより鮮明に表示できるため、詳細な解析が可能です。
- コントラスト調整: 透視画像やCT画像のコントラストを調整することで、重要な部分を強調しやすくなります。
- 精度の向上: フィルタ処理により、ノイズを低減し、画像の品質を向上させることができます。
自社開発の制御ソフトウェア(Jasper)のご紹介
- 簡単な切り替え: X線の操作画面とCT撮影した再構成画面をクリック動作で簡単に切り替えることができるため、作業効率が向上します。
- 迅速な解析: 再構成画面への迅速なアクセスにより、撮影後すぐに解析を開始できるため、時間の節約になります。
自社開発のソフトウェア(Jasper)