ネットワークエミュレータソリューション
近年、AIやクラウド、5Gの普及等を背景に、通信ネットワークにおける実環境検証の必要性が高まってきております。「遅延」や「パケットロス」等のインペアメント(障害)を付加する事で、実運用環境でのアプリケーションやネットワーク機器の動作を検証することが可能となります。
弊社では、「高精度な高速ネットワークのモデル化装置」や「エンタープライズ向けの環境再現・解析装置」等のネットワークエミュレータソリューションも提供しております。高性能・高速ネットワークエミュレータ SNEシリーズ
▌ネットワークエミュレータ:SNE
世界最高水準のエミュレーション技術を持ったCalnex社(カルネックス社)が提供するネットワークエミュレーションサーバーの最新鋭機です。これまでの標準的なテスト環境を提供するだけでなく、Calnex社独自のGUI技術を盛り込み、柔軟性・自動化・マルチユーザー・スケーラビリティに富んだ設計で、実際の5Gトランスポートネットワークモデルの自動テストに幅広くご利用いただけます。
▌マルチポートネットワークエミュレータ :SNE-X
SNE-Xは、1GbE〜400GbEに対応したマルチポートネットワークエミュレータです。最大28ポートを搭載し、「Any Port to Any Port™」接続により、複数の機器やリンク、数百のトラフィックフローを1台で並列に検証できます。遅延やパケットロスなどのインペアメントをフロー単位で付加でき、装置自体の固有遅延は最大20µsに抑えられています。
▌高ラインレート向けネットワークエミュレータ:SNE Ignite
SNE Igniteは、FPGAベースの高精度ネットワークエミュレータです。10GbE〜400GbEのリンクにフルラインレートでインペアメントを付加でき、ナノ秒分解能による高い再現性を実現します。PTPトランスペアレントクロックやSyncEパススルーに対応し、同期を維持したまま検証できるため、O-RANフロントホール試験や5G、AI、DCIネットワークの評価に適しています。
エンタープライズ・クラウド環境対策ツール
▌ソフトウェア定義型ネットワークエミュレータ :NE-ONE Enterprise
アプリケーションやクラウドインフラは、あらゆる重要システムに欠かせない技術ですが、近年はそのパフォーマンスに関する懸念が高まっています。特に、クラウド移行やデータ増大といったトラフィックの変化により、ネットワーク遅延やパケットロスが引き起こされる事例が増加しています。このような状況下では、アプリケーション動作が著しく遅延してしまい、交通インフラ、通信システム、金融システム、防衛システムなど、あらゆる重要インフラが影響を受ける可能性があるため、実運用前の適切なエミュレーション対策が不可欠です。
ネットワーク検証向けエミュレーションツール
▌直感的ネットワークエミュレータ:NE-ONE Professional
NE-ONE Professionalはリアルなネットワーク環境を迅速に再現してアプリケーション性能や通信試験が可能で、実環境相当のテスト環境構築に適した評価機になります。LAN、WAN、クラウドやモバイルネットワーク等のエミュレーション機能、統合的な試験・解析が1台で実行可能です。また内蔵の自動遅延計算機能により容易な操作が可能です。
▌ネットワークエミュレーション機能搭載試験装置:Paragon-X
ネットワークエミュレーション機能搭載試験装置:Paragon-X
Paragon-Xは、次世代IPプラットフォームやネットワーク上でのビデオやVoIPなどのリアルタイムサービスの転送を完全にストレステストするためのネットワークエミュレーション機能を提供します。実際のネットワークからIPGやPDVのトラフィックを長時間キャプチャし、ラボ環境で再生する「Real Capture + Replay」機能により、実際のネットワーク環境を忠実にエミュレートし、確実な性能評価を行うことが可能です。さらに、最大10GbEの環境下であっても、8つのCoS(Class of Service)/ QoS(Quality of Service)レベルに対して同時に独立してインペアメント(障害)を付加することができます。これにより、クラウド移行、モバイル加入者ネットワーク、動画配信やストレージネットワークなど、多岐にわたる環境のテストをワンボックスで実現します。
関連情報
ネットワークエミュレータとは?仕組み・できること・選び方をわかりやすく解説
ネットワークエミュレータとは、遅延やパケットロスなど実ネットワークの通信状態をラボで再現する装置です。ラボ内では問題なく動いていた機器・アプリケーションが、実際のネットワークにつなぐと遅くなる、切れる、動作が不安定になる。こうしたトラブルの多くは、ラボ環境にはない「遅延」や「パケットロス」が原因です。ネットワークエミュレータは、こうした実ネットワーク特有の通信状態をラボ内で再現し、導入前に問題を洗い出すための装置です。本記事では、その仕組みや再現できる障害の種類、5G・クラウド・AIデータセンタでの活用シーン、高精度な検証に欠かせない技術ポイント、選び方までをわかりやすく解説します。
ネットワークエミュレータソリューションのご紹介